君との関係は旦那様!?【許婚新婚編】
「ちょ……聖!今、火を使ってて危ないから……」
「それが?」
「それがって……!!」
危ないんだから!
普通は危なくならないように、抱き締めた腕を解くでしょ!
それなのに、一層強める腕の力。
「明……」
その上、耳元で低く囁く。
ちょっと完全に、スイッチが入ってるじゃない!
耳たぶを甘く噛まれ、あたしまでその気になっちゃいそう。
でも朝は時間との勝負!
遅れたら柚野さんが恐いんだから!