幼なじみの初恋

涙を流していた。

服装は乱れたままで。


「すいませんでした・・・」


走り去る彼女。


「なんだったんだ・・・」


1人広い世界に取り残された俺。

このままこの時間が続けばいいのに・・・


「はぁ・・・」


そんな夢のようなことはできないか・・・

いっそこれが

全部、全て



だったら・・・

いいのに。

夢だった

どんなに楽だろう。









夢だったら

いいのに・・・










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