幼なじみの初恋
「あれ!手繋いでるぅ!!!!」
あ、瑠亜ちゃんに
付き合ってる。って言ってなかった・・・
「アタシたち付き合ってるの」
「俺等付き合ってんの♪」
るきあとアタシの言葉が被る。
「え、本当?!?!?!」
「う、うん///」
「ほら見て。」
るきあが繋いでた手を瑠亜ちゃんの目の前まで持ってくる。
「お揃いの指輪♪」
「ペ、ペアリング・・・」
「これから、かける借りる時間多いかもしれないけど、よろしくね?」
「は・・・はい!!」
ペアリング・・・
やっぱ最高に嬉しい!!
でも・・・
「るきあ、ちょっと来て」
「ん?どした?」
「瑠亜ちゃん待っててね」
「うん!いってら~」
よくある体育館裏にるきあを呼び出す。
「どうした?」
「ねぇるきあ。正直に答えてね。」
「あぁ、何?」
「瑠亜ちゃんのことどー思う?」
「は?」
るきあが聞き返す理由も分かる。
いきなりだもんね。
でも気になるの。
瑠亜ちゃんに心移りしちゃうんじゃないかって・・・
怖いよ。