君を想うと~triangle love~
③さよなら、大好きな人
しゅーちゃんが指定した時間は19時。
まだ…4時間は時間が余ってる。
きっとこのまま起きてても、モンモンと悪い方向に考えるだけだ。
そう思った私は自分の部屋の扉を開けて。
バスンとベッドへダイブ。
ふかふかのベッドに横になると、思わず緊張が緩む。
気がつくと。
私は眠りに落ちていて。
淡い淡い夢を見た。
夢の中では高校生の頃のしゅーちゃんが笑っていて。
『伊織、好きだよ』
と、後ろから私を抱き締める。
場所は私達が初めて深く愛し合ったしゅーちゃんの部屋で。
私はあの頃みたいに笑ってた。
初めてのキス。
初めてのSEX。
初めて感じた愛しいと思う気持ち。
全部全部、キミが教えてくれたものなのに。
初めての貴方がこんなにも愛しいのに。
『…しゅーちゃん…!!!!』
名前を呼んで抱き締めるとしゅーちゃんはフッと霧のようにいなくなって。
目覚めて宙に浮いた自分の手を見つめて…
「ヤだよ…、しゅーちゃん。」
喪失感に涙が出た。
まだ…4時間は時間が余ってる。
きっとこのまま起きてても、モンモンと悪い方向に考えるだけだ。
そう思った私は自分の部屋の扉を開けて。
バスンとベッドへダイブ。
ふかふかのベッドに横になると、思わず緊張が緩む。
気がつくと。
私は眠りに落ちていて。
淡い淡い夢を見た。
夢の中では高校生の頃のしゅーちゃんが笑っていて。
『伊織、好きだよ』
と、後ろから私を抱き締める。
場所は私達が初めて深く愛し合ったしゅーちゃんの部屋で。
私はあの頃みたいに笑ってた。
初めてのキス。
初めてのSEX。
初めて感じた愛しいと思う気持ち。
全部全部、キミが教えてくれたものなのに。
初めての貴方がこんなにも愛しいのに。
『…しゅーちゃん…!!!!』
名前を呼んで抱き締めるとしゅーちゃんはフッと霧のようにいなくなって。
目覚めて宙に浮いた自分の手を見つめて…
「ヤだよ…、しゅーちゃん。」
喪失感に涙が出た。