変わらぬ愛の形


歩いていると、侑也が向かってきた。

「直也ー!」
「侑也!!」
オレ達はハイタッチを交わす。



「オレ達同じクラスかな…?」
「お前が一番同じクラスになりたい奴は、オレじゃないだろ?笑」
侑也が茶化す。

でも、反論できない…

「いや、なんか言って!ふざけだから!」
「いや、怒ってるわけじゃない!」

………

「オレ達、乙女かよ!」
テンションが上がりすぎのオレ達。
オレの中では日本代表戦を見た時なみだった。うん。


そんな会話をしていると、あっというまに学校だ。


…緊張する。


男らしくねーな、オレ。



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