年上王子のお隣さん☆
「じゃ、お邪魔しました〜。」
玄関のドアを開けて
振り向く。
啓くんは
何やら考え込んでるみたい。
「…おやすみなさい」
「……華」
……え…
フワリと包まれた
温かい感触。
……頭と背中に
力強い腕が回ってる。
「……華、今日はありがとな。
おかげで楽しい誕生日だったよ。
明日の夜…また来いよ?」
「え…」
それだけ言って
啓くんはあたしから腕を離した。
「おやすみ、華」
にっこり笑う啓くん。
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