年上王子のお隣さん☆


ちょっと拗ねてしまった華は

メイクで跡を隠している。



はぁ

仕方ないな。




「ほら、なんか買ってやるから。

行くぞ?」


「え……」




不機嫌な華には

食べ物が有効だ。



俺は華の手を引いて

屋上を下りた。




やっぱり


華は天使だ。



華は、

『幸せにしてもらってる』

って言ってたけど



幸せにしてもらってるのは

俺の方だ。




このミサンガ…


なんか『俺と華』って感じじゃね??



白と黒

天使と悪魔



俺と、華………




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