年上王子のお隣さん☆


瑠亜にはめられたのか


涼にだまされたのか




そんなことより


華を不安にさせる自分が情けない。




「……最低だ、俺…」




自分の部屋に戻って

ベッドに倒れ込む。



二人で使うはずだったけど

華はここに来るだろうか。




…俺のいるこの部屋に

戻ってくるだろうか。




次々に打ち上がる花火を見ながら


一人、寂しくベッドに座っていた。









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