年上王子のお隣さん☆
悲しくて
悲しくて
部屋を出ようとした。
しかし……
「…待てよ……」
啓くんが、あたしの腕を掴む。
なんで
なんで……?
啓くんは、あたしのこと
好きじゃないんでしょ?
今さら、こんなこと……
「…なんで、そうなるんだよ。
俺が、華より瑠亜を好きだって?何を根拠にそんなこと言ってんだよ。」
グイッ
引っ張られて、啓くんの腕の中に収まる。
濡れてる髪が頬に当たって
くすぐったい。
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