俺様男と契約結婚?!
私は部屋に戻り、また泣いてしまった。
「なんでこんなに涙があふれてくるのよぉ…」
私ってこんなに弱かったっけ?
あ、違うか
知らない間に彼方を好きになりすぎてたんだ…
でも、もうこの想いは消さなきゃ
私は涙を拭い、立ち上がった。
「よしっ、気分転換にもう一回お風呂に入りに行こ!」
お風呂場まで向かっている途中に奈美ちゃんに会わないか不安でこそこそしたが全く会わなかった。
そうして私は彼方への想いも一緒に洗い流すようにシャワーを浴びた。
帰りはさすがに誰かに会うかもと思って歩いていたけど人影すらみあたらない。
なんかこれはこれでちょっと怖いかも…
私は早足で部屋に戻った。
あっ、そういえば奈美ちゃんに服のこと謝れなかったなぁ
まぁ今日のことも含めて明日謝ればいっか
ってかなんかお風呂入ったら気持ちがスッキリした!
明日もこの調子でいつも通り過ごさなきゃね