どうやら私はキス魔のようです




「私……今何したの?」


唖然としている要を見る限り、私が何かしたに違いない。



「何するんですか!?」


「は?」





要は私を置いて、練習のときよりも早く走りながら教室を去った。







待て待て。本当に状況がわからない。





「あ~ぁ」



教室の前のドアから声がした。




< 16 / 39 >

この作品をシェア

pagetop