爆走★love boy
「キライ……」



「え?」



「先輩なんて、大っきらい!!」



懇親の力を込めて先輩を突き飛ばし、私は痛む足を引きずるようにして部屋を出た。



ここがどこなのかわからない。



でも、先輩に送ってもらうくらいなら、1人で迷子になりながら帰る方がマシだと思った。
< 264 / 361 >

この作品をシェア

pagetop