爆走★love boy
態度が一変した。



急にニヤニヤしながら私の机のまわりに集まってくる男子生徒たち。



ナナミはすぐに輪の中から追い出されて、後ろの方で文句を言っている。



「なに……?」



「『なに?』じゃねぇよ。俺らがわざわざ亜美ちゃんに優しくしてきた理由、わかってんだろ?」



そんなの、全然わからない。
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