爆走★love boy
先輩の彼女だからって理由が最初だったかもしれないけど、このクラスでうまくやっていってるつもりだった。



でも、みんなは違ったの――。



「ほら、来いよ」



斎藤君に腕を掴まれて無理やり立たされる。



「痛いっ! 離してよ……」



できるだけいつもどおりの笑顔を浮かべる。
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