爆走★love boy
そんなババァじみた事を思っていると、スキップをしながらご機嫌な様子でナナミがやってきた。



「どうしたの、なんか元気だねぇ?」



「んふふ、まぁねぇ~?」



とか言いながら、クルンッと回って見せたりする。



栗色のパーマがかかった髪の毛が、きれいに揺れた。



「明日学校の創立記念日で休みじゃん!」




「ん、あぁ。そうだね」



そういえば、生徒会から配られた行事予定表にも書かれていた気がする。
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