あなたに会えた喜び
あたし達は夜の海に行った。
「うわぁ~真っ黒ぉ~」
夜の海は一面真っ黒のブラックホールみたいだった。
「んー気持ちい・・・」
そう言いながら腕を空に伸ばす優介。
あ・・・。なんか今の優介カッコ良かったかも・・・////。
「礼・・・。大事な話がある」
「うん」
「逃げずに聞いてくれる?」
それって逃げたくなるような話なの?
「・・・うん」
「礼のお父さんって亡くなってるだろ・・・?」
「・・・・・うん」
なんで・・・なんで優介はそれを知ってるの?
「礼のお父さんは事故死?」
「うん・・・警察の人が言ってたよ・・・?」
「実はさ・・・“事故死”って訳じゃないんだ・・・」