あなたに会えた喜び



5分くらい歩いたら近所の公園があたしの視界に入ってきた。





ちょっと遊ぶか…




そんな気持ちになった。




公園に入ってビックリした。



だってベンチに誰か座ってたから。



あたしが座ろうと思ったのに……




公園を出ようかと思ったけど気になる…。



気になってしまう…!





恐る恐るベンチに座っている人に近づいた。




「………」




その人とあたしの距離
およそ5センチ。




咳をしても
鼻歌を歌ってみても
葉っぱで風を送ってみても全然起きないベンチの人。




諦めて帰ろうと後ろを向いたあたしの体が一気に引っ張られた。




「あんた、うるさいんだけど…」



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