大好きな君にエールを
ただ…シゲさんには笑っていてほしかった。自分を責めないでほしいんだ。
「シゲさんは堂々としていて、切り替えも出来ていて…俺の憧れなんです。だから憧れの人には、悲しい気持ちにはなってほしくないんです」
シゲさんだけじゃない。永松だって…麻帆にだって。
「荒嶋…お前大人になったな」
シゲさんが頭を撫でてくれた。俺の手より何倍も大きくて温かい気がした。
「先輩が励ますところなのに、後輩に励まされてるなんて…笑えるなっ」
やっぱりこの笑顔がいい。シゲさんには合ってます。
「ありがとう、荒嶋!俺、同じ過ちは繰り返さない!決勝…堂々と戦うからな。それで一緒に甲子園行こうな!」
当たり前です。俺はシゲさんについて行きますよ!