人格投与兵器 御伽
「っな…やめろっ」
髪をひっぱられ、眼を分厚い手でふさがれる。
「へへっ、結構キレイな面してんじゃねーか」
「これは裏で売ったら高くなるんじゃねーのか?ちょうど黒髪の男を望んでる客が居ただろう」
勝手に男達の間で話が進んでく。
「おい、にーちゃん、もう話はついちまったからよぉ。諦めな。命だけはたすかるからなぁ。」
そう言って男は俺の首筋にナイフを滑らせる。
俺はあきらめ、拳銃を棄てた。