ココロ カラダ カケラ
麻美が京子に寄せるのは絶対の信頼と友情だ。
わかっている。

…わかってはいるのだ。



だけど…。


「京子…」






彼女が麻美を想うように、智基も麻美を想っている。


智基は、この薄氷の上にあるような三人の関係に。

限界を感じていた。
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