プレーン
学校生活のうち、唯一気が休まるとき。


執筆兼ランチタイムの時間を邪魔しに来た……――。

(そうとしか思えない)

――目の前に居座る自称僕の"友達"は、自分の食事もそこそこに、さっきから馬鹿みたいに笑ってしゃべり通し。

話題といえば彼女の事ばかり。

ほらそこ、見えるだろ?
ちょっと服を着崩した、ショートカットの女の子。

岬さん。有名なんだ。

なぜか彼女は……髪を染めても耳に穴開けたって、誰もなんにも言わない。

まぁもう大学生だからね。そりゃそうかも……でも一応ここは教育学部。
先生の卵が転がったりあるいはピーピー鳴いてる場所。なのに変だろ?

人殺したって心配ないかも。うちの学校の新七不思議。

彼女、岬さんのために必死になって、わけは知らないけど僕とくっつけたがってる。この子は。

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