櫻桃~サクランボみたいな二人~


#光輝side#


まさか…尚斗が蜜乃をね…。

「おい。尚斗ぉ。何で話してくれなかったんだよぉ」

「ははは。だって、恥ずかしかったんよ」

男が恥ずかしがるなぁっ!

「でも、オメデトサンッ!」

「おぉ!アリガトサンッ!」

で、真矢那の恋はどうなるのかな。

「おい、尚斗」

「ん?何や」

「真矢那がもし、蒼慈と付き合うことになったら?お前、どう思う」

「どう思うて。そりゃ、蒼慈ならええで。しかも、俺と蜜乃のこと笑顔で喜んでくれとった。それなのに、俺が反対したら…シャレにならんわぁ」

まぁ、そうか。

「せやから、今日の放課後が、ムッチャ楽しみやねん」

「Me too.」

俺も、楽しみになってきたぞぉっ!!




放課後にグングン近づいてった。



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