無口なDarling
でもね。知っちゃうんだ。
猛の気持ち。
ちょっとだけ。
この日、強引だった・・・
可愛い理由。
次の日麻生君に、
「猛もやるねぇ。」
なんて首筋をトントンと指しながらいわれてしまった。
「~~っ」
ファンデで頑張って隠したし、髪だって下ろして巻いたのに見えちゃうの!?
「あいつも独占欲だけは一人前なんだな。」
え?そうゆうこと?
「猛が?・・・多分そうゆうんじゃ、無いと思うよ?」
シュンと俯く。
すると・・・
「クスクス。なんか澄子ちゃん可哀想だからこっそり教えてあげるよ。」
そう言って、麻生君は思っても無かった事を口にした。
・・・え?