こいふぶき
「何?水上さん。」
そういって自分でも怖いくらいな笑顔を向けた。
そしたら、真央は下を向いてモジモジしてる。
「もしかして告白じゃないでしょうね??
そんなことしたって無断よ。
リクは告白なんて受けないんだから。
さっさと帰りなさい。」
はぁ~
また分かりきったような感じで言いやがって(怒)
お前は俺のなんでもねぇんだからよ。
「じゃあ屋上行こうか??」
真央は驚いた顔をして俺をみつめた。
可愛い!!!!!
真央こそ俺の女にふさわしい。
「えぇ~告白受けたの初めてぢゃぁん?」
「こいつは特別だ。」
そう言って女達に冷たい目線を送った。
その目線を反射するように女達は真央へその目線を送った。
チッ
そんな悔しいなら真央みたいな女になりやがれ!
真央が怖がってるじゃねぇかよ。
真央の手をとって屋上へ向かった。