彼女にキスの花束を

「な、中城さん?!」

僕は宛名を見て驚いた。

「そうだよ!!あの白雪ちゃんだよ!!お前何したの?!」


中城 夢香、別名「白雪姫」

今年、絶世の美女が入学してきたらしいと学校で専らの噂だった女の子だ。


その美貌は世界三大美女の小野小町を上回るとか…

小野小町みたことあんのか??


「別に特に話したことないとおもうんだよなぁ...」


「余計怪しいじゃんか!部活に入ってるわけでも、特別頭いいわけでもないのに…」


そんなこと言われても困る。

だってホントにわからないんだもん。
僕自身なぜ彼女が僕を知っているのか聞いてみたい。


そんな流れで僕らはそれぞれ家に帰って行った。



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