【完】アニキ、ときどきキス
もしかして北原さん・・・・・・
「俺が元気ないの気にして、一緒にいてくれたの?」
俺の質問に北原さんが恥ずかしそうにはにかむ。
どうしてだろう。
どうして北原さんは、何も言わなくても俺の気持ちを分かってくれるんだろう。
涙が勝手に溢れた。
「新君・・・・・・?」
「っぅ・・・ごめん、ごめん」
溢れる涙を袖口で必死で拭った。
「新君、泣かないで?」
北原さんが俺の膝にそっと手を当てる。
「ごめん。本当、ごめん」
俺が涙を拭って顔をあげたその時だ。
北原さんの顔が近くなって・・・・・・。
唇に柔らかいものがフッと触れる。
「あ・・・・・・!」
北原さんが唇を押さえて、慌てて俺から顔を離した。
「俺が元気ないの気にして、一緒にいてくれたの?」
俺の質問に北原さんが恥ずかしそうにはにかむ。
どうしてだろう。
どうして北原さんは、何も言わなくても俺の気持ちを分かってくれるんだろう。
涙が勝手に溢れた。
「新君・・・・・・?」
「っぅ・・・ごめん、ごめん」
溢れる涙を袖口で必死で拭った。
「新君、泣かないで?」
北原さんが俺の膝にそっと手を当てる。
「ごめん。本当、ごめん」
俺が涙を拭って顔をあげたその時だ。
北原さんの顔が近くなって・・・・・・。
唇に柔らかいものがフッと触れる。
「あ・・・・・・!」
北原さんが唇を押さえて、慌てて俺から顔を離した。