夏色Diary
適当に人見つけるか…

辺りをきょろきょろ見渡す。
誰もいなくて、足音ひとつ聞こえない。

広過ぎでしょ…



3階建てなのにどこに生徒会室がわからないくらい。


土地広いもんね…

そんな事を思ってたらずっと前に人影発見。

小走りでその人に近付き、
弾んだ息で生徒会室の場所を聞いた。

「あ、のっ、生、徒会室……」
廊下走るだけで相当な体力消耗。
まだ太陽は元気だから、たくさん汗かくし。

汗かいて、息が弾んでいるあたしに嫌な顔しなかった、
この人は唇を動かした。

「………僕について来てくれますか?」
「良いんですか?そこまでしてもらっちゃって………」
「大丈夫です。行き先同じなので」

そう言ってその人はにこっと笑った。

あ、ちょっとかっこいいかも。
でも、少し口調に幼さがある。

あ、そっか。
この人後輩なんだ。

良く見ると靴青色だし。

3年は赤
2年は緑
1年は青

でもかっこいい事に変わりはない。

ああ、今日選挙管理委員会に入って良かったかも。
我ながら単純。

……あれ?

なんで後輩に道案内されるの!?
まだこの学校来て一ヵ月しか経ってないこの人に!?



「どうしました?先輩」
「ななっなななな何でもないよ!」

くそ…先輩失格。
この人こんなにかわいい顔して
いかにも「甘えん坊」な子犬みたいな感じなのに……

……って、さっきからこの人じろじろ見てくるんですけど‥

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