ヒレン
「どこかでお茶していく?」


「そうだね……」


何軒ものビルが聳え立つ、この辺りで1番大きい交差点。



今日という日を選んだのは運命だったの?



平日・時間、条件が重なったのかあまり周りに人は多くない。




李音と二人、信号待ちの交差点に立っていた。




普段ほど多くない通行量の中に見覚えのあるバイクがあった。


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