ヒレン
ベッドへと倒れ込む

二人きりの家、小さいはずのベッドの軋む音がやけに大きく聞こえる。



腕の中の小さな温もりが自分を求めた。


「…優太…ゆうた」


何度も何度も唇を求めあう




突然携帯の着信音が鳴り響いた。



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