イジワルな君
聞こえたのは


星夜がプールから上がってくる前に私は壁が少し高くなっていて、しゃがめばどこにいるかわからない、迷路みたいになっている1番広くて大きいジャグジーに逃げた。





そこに、5分ぐらい隠れてさっきの水で冷えた体を温めた。






そしたら、壁の反対側の方から、星夜と和也の声がした。





「星夜はなんであんなに由衣ちゃんに、イジワルしてんの?」





「イジワルしたかったから。」







なんだそれぇー!!






私はあんたのその気まぐれのために冷たい水をかぶったのかぁー!





私はムカついてついて、水面を強く叩いた。






そしたら、また声が聞こえた。


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