くちびるの純情 薬指の約束
「はい。明日の進行表。頑張ってね」


そんな他人行儀な。一緒に司会するのに


「リハいこ」

ひかりの背中を叩くと二人は体育館へと
向かった。





体育館につくとすでに他のメンバーが集まっていた。

「小笠原。またひかりをいじってたのか?」

「いえ」

否定しようとする小笠原の会話を断ち切って抗議する

「渉ちゃーん。助けてー」

駆け寄った瞬間、両手で顔をギュッと挟まれた。

「*わ※#じゃん」

「お前が渉ちゃんなんて呼ぶからこんなあだ名ついたんだろ」

パチンと軽く頬をたたかれようやく解放された。

「今更。悪かったとは思ってるけど」



そう実は
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