ソレデモワタシハアナタヲアイス
言葉を選びましょう
帰りのホームルームの後、バスケ部からのある任務を受けた俺は、職員室に呼ばれたサキを教室で待っていた。
教室には部活までまだ時間があるのか、ただ帰るだけなのか、ほとんどのクラスメイトが残っていた。
「ねぇねぇ、隆太、昨日のアレ見た?」
「あぁ、アレね。そりゃ見たよ」
もちろん隆太と真由子も同じだった。
仲良さげに昨日のテレビの話しで盛り上がっている。
俺は2人の様子を見て、今更ながらある疑問にぶちあたった。
「なぁ、おまえら付き合わねぇの?」
2人は俺を見返したままポカンとした顔で固まった。
「おまえらって俺と真由子…?」
隆太がそのまま表情を変えずに確認して来た。
「う、うん」
「それはない」
頷いた俺に2人は声を揃えた。
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