【短編集】エーテルの底で


俺の中で、何かが音をたてて弾けた。

飛び散った破片がココロに突き刺さる。


俺は、平良の細い肩を掴み床に押し倒していた。



大きな瞳はさらに大きく見開かれて、そのレンズに俺だけがくっきり映し出されている。


「……高石くん?」


震えた声。
きっと身体も震えているだろうけど、俺の両手の力にそれを阻止されているのだろう。





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