【短編集】エーテルの底で



『いつまでお前は自分の未来が怖いのを彼女のせいにするんだ!』


って、怒鳴られた。泣きながら。



一瞬カッとなったけど「あー…そっか。そうだよな」って、なんか妙に冷静な自分がいて


そいつと朝までずっと泣いた。

大の男二人が声上げて泣いた。




君の存在を想いさんざん泣いた。



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