短編小説の集い。
 

「白状しろー」


えりは僕の脇腹から首元までをくすぐり始める。

僕の弱点を完全に熟知しているうえ、えりの繊細で柔らかな指に、肌は敏感に感じた。


「ぶあははは……」


笑いこける僕を見て、上機嫌になり、更に攻撃する。


「分かった、分かった。白状する! 白状します!」

「ホントにぃ?」


疑いのまなざしを僕に向け、いつでも攻撃を仕掛けれる体勢で構えていた。


「ホントに」


僕はこくりとうなずいて、えりと目を合わせた。


もちろん、嘘。


「嘘だよ」


即座にえりの脇腹をくすぐり、攻撃を繰り出す。一気に形勢逆転。

僕が優位に立った。
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