アナタだけのお姫様

「日和はここで待っててね。すぐ戻るからイイコでいてね」


 子供じゃないんだけどさ……


 ――とりあえず頷いたあたしの頬にキスを落とし、中へ入っていった。


 ひなの友達に見られてたらどうするんだよ……。

 
「日和! 入っていいよ!」



 少しした後、ひょっこりと顔を出したひなが声を掛けてくる。


 意味が分からなかったけど、皆の視線が一気にあたしに集中したから中に避難した。


「あんな風に大声出したら恥ずかしいじゃん!!」


「ふふっ。そうだね、ごめんね?」


 思ってなさそー。


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