君がいて…
「兄貴は、その時隣にいた弥矢に目がいった…"あぁ〜こいつは弟の弥矢…"と紹介された。弥矢が兄貴に…"おじさんの娘さん。可愛いよね♪僕だったら大事にするのに♪幸せの家庭を作りたいな(笑)"って言った瞬間…"じゃあ弥矢が、このおじさんの娘と結婚すれば??"って言った。"幸兄ちゃんは良いの??""別に良い…興味ないし…(笑)"って言った…"幸兄ちゃんがこう言ってるから、僕がおじさんの娘さんを幸せにする!!"と言ったらしい。でも、弥矢じゃなくて、幸補と結婚させたい、親は子供の意思は無視して、無理矢理幸補と婚約させようとした。それを拒んだ兄貴たちを…自殺においこんだよ…」
「………ひどい(泣)」
「もっとひどいのは…"幸補がいれば、弥矢なんてをいらない"とはっきり言ったことだ…(苦笑)」
「えっ!?」
「だから、今弥矢は独り暮らしをしている。弥矢??」
今まで静かに話を聞いていた弥矢君が名前を呼ばれて…ビクってしながら、返事をした
「はい…」
「弥矢の親に話をしにいった。誓約書も書かせた。コピーをあっちに送った。」
誓約書をみると…秦野弥矢がこれからすることに口を出さない。秦野弥矢が言い出したことはちゃんと聞くなどと書かれていた…
「後、これ…」
「これ…婚姻届??」
「なんですか??先生」
「こっちは…20歳未満で結婚する際に、未成年は親の同意が必要だ…だからこれは未成年の時…。でこっちは、成人した時に使うやつだ…全部預かっておくが、お前は自由だ。だから、家に遠慮なくこい!!」
「ありがとうございます(泣)七海先生には感謝してます…」
「嫌…椎夏を救ってくれたお前に俺は、感謝してる。だから、椎夏と堂々と付き合ってることを話してくれ(笑)そらが、俺たちからの願いだから…」
「はい!!」
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