Love is


軽いノック音に瞼をあげる


また少し眠っていたようだ










「起きれる?」



お盆を抱えたまま器用に愛美が部屋の中に入って来た





「ああ」





腕に少し力を入れ、軽くなった体を起こす







「お粥。口にあうかわからないけど」


言いながら愛美が土鍋を開けた瞬間





香ってきた
















「はい。熱いから気をつけて」





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