Love is

「お疲れ。やけに今日は疲れてるな」




「…お疲れ様です」




体を起こしソファーに座り直す



「愛美ちゃん、お前の好きなもの聞いてきたぞ」




「……は？」



普通理由とかじゃないのか？





「最初理由も聞いてきたけど言えないといったら納得した。もしかしたらそのうちお前に直接聞くかもな」





…




「すいませんでした」




「いや。目離すなよ。あの無自覚ぶりは奈々さん以上かもしれないから」








奈々さんはわからなかったが恭介さんの言いたいことはわかった






ここまでの道すがらで充分に



一体どうしたらあこまで無自覚でいられるんだろうか…




「ま、出来るだけ家に帰りな。飯作って待ってるつもりだろうから」





「…はあ」








何を考えているんだろうか…