smile again
「近藤、ナイス!」

「近藤さんのお陰で助かった。」

「近藤が覚えててくれたお陰ですんなり進んだよ。」

「昨日も俺の分やってくれて、なんかピンチのときの女神様みたいだよな。」


「みんな、ゴメン。」

潤斗くんがやってきた。

「大切なとこで倒れたりして。」


教頭が話し出した。

「優勝は17班。近藤さんが気転をきかせてちゃんとピンチを乗り切りましたね。そして、その後も動揺せずに対応した班員のみなさん。そのチームワークの良さで見事優勝です。」



「う、嘘。マジで。嬉しいよ。近藤、ありがとな。」

「ううん。みんなでとったんだから。小林くんもいい原稿作ってたし。」





そして、私たちのあつい秋が終わったのでした。
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