奇妙な世界へのススメ
「あ・・・ども。」
こういうのはなんというか。

「いーえ!なんかほっとけなくてさっ」

こういうのはなんというか、かゆい。
ふわっとした微笑みなんていつぶりだ。
どうしたらいいんだこういう時は。

促されるままに歩く。
その人・・・小夜さんは笑いながら話をしている。
俺は、不思議と悪い気はしなかった。

結局家まで送ってくれたけど
もう少し家が遠ければ、とすら思っちまった。
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