私は嘘で出来ている。
こんなに屈辱的なことはなかったのに。


なのに、いつの間にか、薄暗い中に柔らかいオレンジ色の照明が燈されたベッドルームにいた。


ショーツも外してベッドの縁に座らされる。


新菜の視線が私に集中する。


私は足を開いた。


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