はつ恋
それから二人でお菓子を食べて一杯話しをした。



光太は本当にバカなんだから。と笑う顔を見て俺は嬉しいかったよ。



でもその後泣き疲れた眠った亜子が何回も、「佳祐佳祐。」と呼んでいるのは辛かった。



亜子なにがあったんだよ。佳祐って誰?隣のお兄さんの事なのか?まさかそのお兄さんが亜子は好きなのか?その人は何才?



考えれば考えるほど分からなくなる。



亜子の寝顔を見ながら、幼かった俺は佳祐ってやつが憎らしかった。



亜子を泣かした佳祐を許さない。



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