噂の彼の甘い罠†アイドルと秘密の同棲
「それから…」


晴弥は私の顔の前に手を持ってくる。


うわ、手もキレイ。


美しい人は、顔だけじゃなくて手もキレイなんだぁ~…。


目の前にある、晴弥の指に釘付け。





まぁ…


手が前にあると言うよりかは、先端が目の前にあって


…実際は指さされてるんだけど。





小さい頃お母さんに、人に指をさしたらダメよ!って怒られたけど


晴弥なら、全然オッケーだよ。むしろ、どんどんさして下さいって言いたくなるぅ~っ。


晴弥の前だと、私…ちょっと変態チックかも。


でも、いいよ。





だって…


晴弥だもん!





「オレの営業妨害したら…即、目つぶしすんぞ?

そのツブらな瞳に、オレが映らなくしてやるからな」






…ハイ?


今…


すごく殺気を感じましたが…。







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