はるひなっ!
「でも意外。藍沢君にも苦手なものがあるんだ」


一連の騒動が終結し、各々が席に戻って行く中で、一人の女子がそう言って俺に話しかけて来る。そりゃあ俺も人間だからな……


「なんか全然イメージと違うし、話しやすいかもっ。あっ、あたしは水無月空(みなづき そら)。一応クラス委員だから覚えといてね」


水無月は佐々木に劣らないマシンガントークで俺に素敵な笑顔を見せた後、やたらハイテンションで友人達の輪の中に帰って行った。

やれやれ、無駄に体力を消費しちまったな。さっさと昼飯を食べるとするか。















購買でメロンパンといちごミルクを購入した俺は、紙袋を片手に秘密のスポットへと向かう事にした。

どこかって?それは学校の屋上である。普段生徒は立ち入り禁止になっている為、誰も近寄らない場所である。尚且つ教室すら滅多に来ないので、絶好のサボリスポットと言っても過言ではない。

が、今日は先客がいるようだ。屋上へ出る扉が開いている。

俺はバカップルか何かだったら追い出してやろうと意気込んで、屋上へと足を踏み入れた。
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