しゅわしゅわサイダー

翌朝、
目覚めると玲花はまだ気持ちよさそうに眠っていた・・・・・



玲花を起こさぬよう
そっと起き上がろうとすると、シャツの袖をギュッと握られた。



「あっ、ごめんな。起こしちゃったか・・・」


俺がそう言うと


「どっか行っちゃうのかと思った・・・・・」


と、やけに可愛らしい事を言われた。

「玲花の方が、どっか行っちゃいそうだよ。」

と、俺が言ったら


「それもそうだね。」


と、また大人びた顔で微笑んだ・・・・・




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