突然の恋!?
「数ヵ月後、
借金取りの人達が来て、
無くなったからと言ってきた。
何でだろう?と考えていた時、
主人が現れたの。」


「お父さんが助けたの?」


「ええ。
その代わり私と結婚する事を、
条件に付け加えた。
家族が助かるのであれば、
私は結婚をしたの。」


お母さんは笑いながら
言ったけど、
私は先生に相談なんて、
1度もした事はない。


「借金の辛さ・怖さは、
私達が1番知っている。
だからこそ主人も芳樹も、
私達を助けてくれるのよ。」


「お母さん。」


「さあ。
今度着るドレスはこれに
しましょうか?」


私達は夢中で、
ドレスを選んでいた。
< 114 / 373 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop