神無月の巫女
「なんかわかんねーけど
俺もあんたも愛理も
何かを忘れてるみたいだよな
でなきゃこんな
偶然あるか?」



歩は頭を押さえながら話す




「あたしも…信じられない
けどここ最近なにか
心に穴が空いたみたいに
空虚だった」




愛理は胸に手をあてた







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