先輩王子のちょっと危険な甘い罠
「そう…私、王子様のこと、よく知らないけど、やっぱり可愛い子が好きなんじゃない?」


ズキッ


自分で言って、胸が痛い


「いや、うちの王子様はちょっと違うね…だって、可愛い子から告白なんて数知れずだから」


「そ、そうなの?」


「だから、最近の噂!王子様は熟女じゃなくて、男好きなんじゃないかって!」


琉衣が口に手を当てて笑いを堪えている


「そんなぁ〜アリエナイでしょ?」


「いやいや、アリエナイことないよ!あんなにカッコ良かったら、女装させたら絶対綺麗だって〜」





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