先輩王子のちょっと危険な甘い罠
「知りません…」


ブルー?何?


カタカナに弱い私、バカ丸出しじゃん


「ま、楽しみにしとけよ!スッゲェかっこいいから!」


何か…意外…


コイツ、結構、色んな引き出し持ってんだ…


「宿題終了っと!」


「え?もう?」


「お前はボーッとしてたからじゃねぇ?」


そう言い席を離れた先輩はフラフラとドコかに歩いて行ってしまった


図書室のドアは開いてないし、カバンもある


何か本でも見てんのかな?


よし!早く終わらせて、アイツがどんな本を読んでるのか見てやろ…





< 52 / 257 >

この作品をシェア

pagetop